どうして春は眠いんでしょうか?
春になると眠くなってしまう原因について調べてみました。
1.冬に比べて代謝が低下する。
寒い冬の季節は自らの体温を上げようと、代謝を上げて体が働きます。
しかし、暖かくなると体温を上げる必要がなくなり、体が働かなくなるそうです。
つまり、春は代謝が低下し、頭が働かずボーっと睡魔に襲われてしまうのです。
2.自律神経のバランスが崩れる。
寒い冬から春に移り変わるこの時期は天気も変わりやすく、気温差が激しいので、
体の働きを調節する役目の自律神経は不規則な生活や急激な気温差にバランスを乱しやすくなってしまいます。自律神経を乱すと体のONとOFFが出来ず、その影響で昼間に睡魔がやってきたり、体がだる重~い状態になってしまうのです。
3.脳内で分泌されるメラトニンの影響
メラトニンは暗さを感じることで分泌を始め、睡眠へ誘導する脳内物質。
春の日照時間は目に見えて長くなりますが、メラトニン分泌が冬のパターンをひきずっていると、睡眠誘導物質が体内で多くあり眠くなるそうです。
上記のような、不安定な状態が続くと、夜眠れない、朝起きられないといった睡眠不足から不眠症になってしまうこともあります。また。肥満などから体調を崩すことも考えれます。
この状態が5~6月まで続くと“5月病”に、さらに重症化すると“うつ状態”になる場合もあるそうです。
ではその解消法は…
体内時計をリセットすること!
体内時計をリセットする7つのポイント
1.朝、光を浴びること
2.日中に光を浴びること
3.朝食をきちんととること
4.夕食を早めにとる
5.夜食は控える
6.寝る前には部屋を暗くする
7.深夜2~4時の睡眠を大事にする
毎日帰りが遅い方でも
朝カーテンを開けて、日向ぼっこや散歩などでしっかり日光を浴びることによって体内時計をリセット!
眠い、だるいというのは体のサインです。
見逃さないように早い段階で体内時計をリセットして、体に「春だよ!」と教えてあげましょう。